Gravure de mode 《Journal Des Demoiselles》1879
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Gravure de mode
《Journal Des Demoiselles》1879
1879年11月号の綴じ込み付録のファッション画です。
洋装店はVidal
落ち着いた深い色合いの衣装が晩秋を思わせます。
二人の女性はいずれも「プリンセス・ドレス」と言われる1880年前後に流行したデザイン。
8月号の形と同じです。
ウエストに切り替えがなく、縦の切り替え線のみを使ってウエストをフィットさせ、バストやヒップを強調するカッティングで、1880年前後に流行したそうです。
右の女性は腰からおしりの部分を膨らませてスカート幅は狭くする「バッスル」スタイル。
少しタイトなデザインですので、コルセットを着用したのでしょうね。
季節柄、どちらの女性も生地がに厚みがあります。
左の女性はベルベットのドレスの上にゴブラン織りのジャケット。
右の女性は少し薄いベルベットのドレスにウールのジャケット、ジャケットの飾り布がバックのぺプラムから前に流れています。
レースの付襟とカフスがアクセントです。
裾が長めですので、室内用のドレスですね。
帽子もベルベットの地に羽根やチュールレース・コサージュがあしらわれています。
たぶん、少年だと思うのですが、
ジャケットもスカートもバックにプリーツが入り、ポケットと袖口にもあしらわれたくるみボタンがアクセント。
帽子には赤い羽根がデコレーションされ、ヒールのあるブーツはお洋服と色を合わせています。
ちょっと大人です。
この頃、男の子の生存率が低かったようで、邪気払いとして女の子のお洋服を着せる習慣があったそうです。
小物類のお店もプリントされています。
***Journar Des Demoiselles***
パリで1833年から1922年に出版された14歳から18歳までの裕福な家庭の少女向けに発行された雑誌です。
1865年にédition chamois(シャモア版・月刊)、édition violette, édition bleue, édition verte(紫版、青版、緑版・隔月)の4版に発展し、1869年からédition orange(オレンジ版・週刊)が追加されました。
貴婦人やその子女たちの興味を惹くファッション、演劇、文学、芸術など、当時の少女たちが興味を持って楽しんだ情報が掲載されていました。
単なるファッションだけではなく、上流階級の女性として必須だった文学や科学、道徳など教養を高め、一人前の女性として育てる要素もあったようです。
室内装飾も美しく描かれており、衣装のみならず当時のブルジョア階級の生活を興味深く垣間見ることができます。
*••...............••*••..............••*••..............••*
年 代 :1879年11月
原画家:Paul Lacourière
エディションNO.:4231
Taille : 28.3cm × 19.4cm
[CONDITION]
雑誌をまとめて製本した本から切り取られており、その跡がございます。
経年による劣化や汚れ・折れはございますが、破損はございません。
表・裏に発行年の書き込みがございます。
とても良いコンディションです。
*••...............••*••..............••*••..............••*
***納品書・領収証について ***
当店では、納品書・領収書を同封しておりません。
ご希望の方には納品書はメールにて、
領収証は同梱いたしますので、ご注文時にお知らせくださいませ。
《Journal Des Demoiselles》1879
1879年11月号の綴じ込み付録のファッション画です。
洋装店はVidal
落ち着いた深い色合いの衣装が晩秋を思わせます。
二人の女性はいずれも「プリンセス・ドレス」と言われる1880年前後に流行したデザイン。
8月号の形と同じです。
ウエストに切り替えがなく、縦の切り替え線のみを使ってウエストをフィットさせ、バストやヒップを強調するカッティングで、1880年前後に流行したそうです。
右の女性は腰からおしりの部分を膨らませてスカート幅は狭くする「バッスル」スタイル。
少しタイトなデザインですので、コルセットを着用したのでしょうね。
季節柄、どちらの女性も生地がに厚みがあります。
左の女性はベルベットのドレスの上にゴブラン織りのジャケット。
右の女性は少し薄いベルベットのドレスにウールのジャケット、ジャケットの飾り布がバックのぺプラムから前に流れています。
レースの付襟とカフスがアクセントです。
裾が長めですので、室内用のドレスですね。
帽子もベルベットの地に羽根やチュールレース・コサージュがあしらわれています。
たぶん、少年だと思うのですが、
ジャケットもスカートもバックにプリーツが入り、ポケットと袖口にもあしらわれたくるみボタンがアクセント。
帽子には赤い羽根がデコレーションされ、ヒールのあるブーツはお洋服と色を合わせています。
ちょっと大人です。
この頃、男の子の生存率が低かったようで、邪気払いとして女の子のお洋服を着せる習慣があったそうです。
小物類のお店もプリントされています。
***Journar Des Demoiselles***
パリで1833年から1922年に出版された14歳から18歳までの裕福な家庭の少女向けに発行された雑誌です。
1865年にédition chamois(シャモア版・月刊)、édition violette, édition bleue, édition verte(紫版、青版、緑版・隔月)の4版に発展し、1869年からédition orange(オレンジ版・週刊)が追加されました。
貴婦人やその子女たちの興味を惹くファッション、演劇、文学、芸術など、当時の少女たちが興味を持って楽しんだ情報が掲載されていました。
単なるファッションだけではなく、上流階級の女性として必須だった文学や科学、道徳など教養を高め、一人前の女性として育てる要素もあったようです。
室内装飾も美しく描かれており、衣装のみならず当時のブルジョア階級の生活を興味深く垣間見ることができます。
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年 代 :1879年11月
原画家:Paul Lacourière
エディションNO.:4231
Taille : 28.3cm × 19.4cm
[CONDITION]
雑誌をまとめて製本した本から切り取られており、その跡がございます。
経年による劣化や汚れ・折れはございますが、破損はございません。
表・裏に発行年の書き込みがございます。
とても良いコンディションです。
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***納品書・領収証について ***
当店では、納品書・領収書を同封しておりません。
ご希望の方には納品書はメールにて、
領収証は同梱いたしますので、ご注文時にお知らせくださいませ。
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