Badonviller
modèle《CERISES》assiette plate (B)

【 Déjà Vendu Merci ! 】

＊再入荷いたしました。


さくらんぼがモチーフの平皿

オードブル・サラダ・デセールによいサイズです。
ディナー用には小さいですが、朝食や軽食にほどよいサイズ感。


深いブルーグリーンの濃淡は、かわいらしさに加えてエレガントな印象です。

刻印にはリムに描かれた細いガーランドと同じモチーフが施されています。


Badonvillerの陶器工場の歴史は、農家のNicolas Fenal（ニコラ・フェナル）が1719年、Pexonne （ペクソンヌ・Meurthe-et-Moselle）に設立された陶器工場のオーナーになった1828年に始まります。

1857年の彼の死後、彼の子供と甥が跡を継ぎ『Fenal Frères（FF）』ブランドが誕生します。
甥の一人であるThéophile Fenal（テオフィル・フェナル）は、ペクソンヌでの激動の時代を経て、バドンヴィレに自分の工場を作ります。この工場は、ペクソンヌにある彼の家族の工場と競合しました。
創業から間もなくして、従業員は300名を超えました。
会社はその後も成長を続け、1905年にThéophileが亡くなると、息子のEdouard Fenal（エドゥアール・フェナル）が跡を継ぎ最盛期には1,000人もの従業員を抱えます。
1921年にフェナル家は Lunéville・St. Clementを買収した後、Edouardが経営し、バドンヴィレの製陶所は息子のBernard Fenal（ベルナール・フェナル）が経営していました。

バドンヴィレの陶器工場は、1938年に父親が亡くなった後も会社を経営していた息子のBernardの管理下に置かれていましたが、Bernardは第二次世界大戦中に亡くなり、 Gilbert Fenal（ギルバート・フェナル）が彼の後を継ぎます。

1963年には、バドンヴィレ、リュネヴィル、サンクレマンの各工場が1つの会社に統合されました。

1980年代に入ると、フェナルグループはサルグミンヌ（FSDVグループ：Faïencerie Sarreguemines Digoin Vitry-le-François）に加わり、バドンヴィレでの陶器の生産は、St. Clementのみを残し1990年に長い歴史に幕を閉じました。


短い期間に製造されたお皿です。
このお皿はThéophile Fenal時代のもので、短い期間に製造されたものです。

製造番号の刻印はございますが、バックスタンプはございません。

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　刻 印：無し
　年 代：1897年～1905年
　SIZE：Φ 21.2cm H 2cm

[ CONDITION ]
＊全体に貫入が入っています。
＊インク飛び・インクの擦れ、転写ロス、
　縁に目跡が見られます。
＊縁に釉薬の剥がれ、
　縁と裏に製造時にできた疵がございます。
＊くぼみからリムにかかる部分に製造時にできた
　擦れが弧を描くように入っています。
＊カトラリー傷は少ないですが、深く入っている部分が
　ございます。若干の擦れがございます。
＊ライン・チップはございません。

＊とてもつやがあり、良いコンディションだと思います。
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